今年の日本ダービー(2025年)は、1番人気のクロワデュノールが堂々と押し切って戴冠。
先行有利な流れの中、対抗評価にしていた本馬が、見事に“世代最強”の称号を手にしました。
🥇1着 クロワデュノール(1番人気・対抗評価)
好スタートから好位追走、直線では早めに抜け出し、最後はマスカレードボールの猛追を3/4馬身封じ込めての完勝。
皐月賞で上がり6位以下だった馬の成績【0-2-3-47】という不利データを打ち破り、内容も着差以上に強いものでした。
得意の展開とはいえ、しっかり勝ち切るあたり、やはり世代トップの実力を見せてくれましたね。
🥈2着 マスカレードボール(3番人気・抑え評価)
前有利な流れの中で、上がり2位の末脚を使って追い上げたのは見事。
【明け5戦目以上 0-2-0-20】という不安データには該当していましたが、それでもこの結果。
あとから考えると、ホープフルSをパスしてローテにもう少し余裕があれば……と悔やまれる部分も。
🥉3着 ショウヘイ(6番人気・相手評価)
内枠を活かし、絶妙な立ち回りで3着確保。
前走京都新聞杯1着(上がり1位)の内容はフロックではなかったことを証明しました。
皐月賞組ではない“別路線組”からの好走は、今後のクラシック戦線にも示唆あり。
4着 サトノシャイニング(5番人気・本命)
とにかく悔やまれるのは大外枠。
好スタートから2番手につけたものの、スタート直後はやや行きたがる素振りも見せており、武豊騎手がそれを抑えながらの難しい騎乗だったと思います。
直線も粘り込んでいたのですが、残り100mで脚が上がってしまいました。
もしも西村騎手が継続で、もう少し内枠だったら――と想像してしまいますね。
ただ、武豊騎手のテン乗りながらの判断はさすがで、枠・展開を考えればむしろ好騎乗。
批判するつもりはまったくありません。むしろ、だからこそ惜しい一戦でした。
📝 全体のまとめ:展開は前有利、力がある馬がそのまま結果を出したレース
ファウストラーゼンがまくることもなく、全体的にスロー気味。
しかも直前まで稍重だった馬場も、やや時計のかかるコンディション。
となれば差し・追い込み勢には不利。
クロワデュノールがしっかりとその展開を味方につけた一方で、
マスカレードボールは「負けて強し」といえる内容。
エリキング(5着)も上がり最速で追い込んでおり、見せ場はありました。
同じく皐月賞馬ミュージアムマイル(2番人気)も展開のあおりをモロに受けてしまった印象です。
🎤 最後に一言
……今年のダービー、なんか直線長くなかったですか?
なんというか、2500mの目黒記念と間違えて開催された説あると思います(真顔)
仮に「100m手前がゴール」だったら、クロワ&サトノの馬連当たってたんですけどね!?
目黒記念も的中!
そしてダービー後の目黒記念といえば、武豊騎手が勝利し、39年連続重賞制覇を達成。
本命にしていたアドマイヤテラがしっかり勝ってくれてホッとしました(※なお単勝は買っていなかった模様…)。
できればその騎乗、ダービーで見たかった…という気持ちもちょっとだけ(笑)
とはいえ、ベテランの底力に感動しました。武豊騎手、本当におめでとうございます!
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